めくるめくウズとの日々 Vol.1
医学博士&獣医師の佐々木先生が綴る犬のおはなし
愛犬ウズとの出会いは...
犬めくりをお楽しみのみなさん、こんにちは。
大阪生まれの解剖学者、佐々木文彦です。
私は長年、名古屋大学で人体の解剖学を、大阪府立大学では動物の解剖学を実習、講義していました。
そんなわけで、人間と犬や猫などの体の違いについての書籍も何冊か書かせてもらっています。
平成17年に定年退職後は、愛犬のウズと老人施設を訪問するボランティアを約12年続けています。
獣医師を目指そうと思っていたくらいですから昔から動物、とくに犬は大好きで、つねに犬が傍にいる生活でした。
平成16年4月、14年間共に暮らした愛犬チョビ(ビーグル・オス)が天に召されたときは、ペットロスに陥ってしまったんです。
しかし、その頃は定年も近づき、外国人を含む大学院生の研究のサポートに明け暮れていた多忙な日々で、ペットロスの苦しい気持ちは誰にも気づかれていないはずや、と思っていました。
後でわかりましたが、家族は私の気持ちを悟って、さまざまな子犬を2年間も探しまわり、定年祝いとしてチョビとそっくりなビーグル犬をプレゼントしてくれたんです。
それが今の愛犬、ウズっちゅうわけです。
あっという間に14才になりましたが、ゴハンと散歩が大好きで、日々実践している筋トレのおかげっちゅうのか、老犬にしては筋力があります。
この筋トレ方法は簡単ですので、次回お話します!
当面の目標は、15才の誕生日までウズが元気でいてくれることです。
これからもよろしゅうたのんます!